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AI動画の収益化、3つ並ぶ候補のうち条文があるのはYouTubeだけだった(2026年9月時点)

2026-09-19 · 読了目安 5 分 · 執筆 Marcus Lin · NoobClaw 公式ブログ
要点まとめ
  • 補完候補は「ai 動画 収益化」にインスタ/youtube/tiktokを横並びで出すが、2026年9月19日に一つずつ当たった結果、日本語の公式ページに条文として書いてあったのはYouTubeだけだった。
  • YouTubeは2025年7月15日に、ポリシー名を「繰り返しの多いコンテンツ」から「量産型のコンテンツ」へ変更したと日本語ページで明記している。
  • 収益化不可の例はAIそのものではなく、汎用テンプレート・独自の洞察の欠如・量産された印象という条件の重なり。同じページには、AIで脚本を編集したり背景を生成したりする許可される側の例も書かれている。
  • Instagram/Metaの日本語ヘルプは当日HTTP 400で取得できなかったため、本稿はInstagramの規則も数字も一切書かない。

「ai 動画 収益化」と入力すると、補完は素直に3つ返します:インスタ、youtube、tiktok。同じ列に並んでいるので、3つとも同じ精度で答えが存在するように見えます。

2026年9月19日に一つずつ当たった結果を先に書きます。この3つのうち、日本語の公式ページに条文として書いてあったのはYouTubeだけでした。探して見つからないのと、探したら書いてあったのとでは、次にやることがまるで変わります。

当日の取得状況:取れたもの、取れなかったもの

YouTubeの日本語ヘルプ(チャンネル収益化ポリシー)は本文が取得できました。Metaの日本語ヘルプはHTTP 400を返し、本文に一切到達できませんでした。TikTokは規約原文は読めたものの、ヘルプセンターはクライアント側描画で本文が取れませんでした。

だから本稿では、Instagramの規則も数字も一行も書きません。よく出回っている数字はいくつかありますが、今日それを裏づける一次ページに私は到達していません。書かないことが、この記事で唯一できる誠実です。

AI動画の収益化 · 3つのプラットフォームのうち日本語の公式ページに条文があるのはYouTubeだけ
横並びに見える3つは、取れる情報の質が同じではありません。

2025年7月15日に変わったのは、規則ではなく名前だった

YouTubeの日本語ページには、変更履歴がそのまま残っています。

2025 年 7 月 15 日: 「繰り返しの多いコンテンツ」に関するポリシーを若干更新し、繰り返しの多いコンテンツだけでなく大量生産されたコンテンツもこれに該当するということをより明確にします。また、このポリシーの名称を「繰り返しの多いコンテンツ」から「量産型のコンテンツ」に変更します。(YouTubeヘルプ 日本語/2026年9月19日閲覧)

自分たちで「若干更新」と書いているとおり、線が引き直されたわけではありません。もともと繰り返しに向けて引かれていた線を、量産のほうへ照準し直して、名前を実態に合わせたというのが読み方です。AIという単語が引き金になったのではなく、AIで急に安くなった行為が、もともとの線に当たり始めた。

不可の例に書いてあるのは「AIだから」ではない

収益化できない例として挙がっているのは、こうです。

クリエイターならではの、率直な洞察や視点が追加されておらず、汎用的または独創性のないテンプレートを使用して作成され、大量生産されたような印象を与える AI 生成コンテンツ(同ページ)

一文の中に条件が3つ入っています。洞察が無い、汎用テンプレート、量産された印象。AIで作ったこと自体は条件に入っていません。しかも同じページには、許可される側の例もはっきり書かれています。

AI を使用して動画のスクリプトを編集したり、コンテンツの独自の背景ビジュアルを生成したりするなど、独自性があり、十分に調査された、あるいは創造性のあるストーリーを伝えるための補助としてクリエイティブ ツールを使用しているコンテンツ(同ページ)

ここが、今日いちばん肩の力が抜ける箇所だと思います。3つ並んだ候補のうち1つは、やっていいことと駄目なことを、日本語で、例つきで書いてくれている。残り2つについて今日わかったのは「今日は読めなかった」だけです。読める1つを基準に設計するほうが、確実に早い。

AI動画の収益化 · 不可の例は汎用テンプレートと洞察の欠如と量産の印象という3条件の重なり
条件は重なって初めて成立します。1つ外すだけで形が変わります。

出す前に自分で通せる3問

条文をそのまま作業に落とすと、公開前のチェックは3問になります。

  1. このテンプレートは、他の誰が使っても同じ見た目になるか。なるなら「汎用的」の側に寄っています。
  2. この動画に、自分にしか言えない一行が入っているか。調べた事実でも、実際にやった経験でも構いません。入っていないなら条件2に当たります。
  3. 直近10本を並べたとき、「量産された印象」を自分で否定できるか。1本単位ではなくチャンネル単位で見ます。

3問のうち2つ以上で詰まったら、本数を減らして1本に寄せる。これが今日持ち帰れる決定ルールです。制作の手前を自動化しても構いませんが、この3問だけは人が通す——私たちのNoobClawでも、公開前の確認を人が残す前提は外していません。日本語の紹介はこちら、AI動画をプラットフォーム側のルールから設計する考え方は地域ごとのルールを比べた英語記事にも書いています。

よくある質問

AIで作った動画はYouTubeで収益化できませんか?

日本語の公式ページに「AIだから不可」とは書かれていません。不可の例として書かれているのは、汎用テンプレート・独自の洞察の欠如・量産された印象が重なった状態です。同じページには、AIで脚本を編集したり独自の背景を生成したりする使い方が許可される側の例として並んでいます。

インスタやTikTokでも同じ基準ですか?

今日は断定しません。Metaの日本語ヘルプはHTTP 400で本文に到達できず、TikTokのヘルプセンターも本文が取得できませんでした。同じ基準だと書いている記事があれば、その出どころを確かめてください。少なくとも本稿は、読めた1つについてしか書いていません。

ナレーションだけAIにするのは大丈夫ですか?

ページの書きぶりは道具の種類ではなく、出来上がったものの性質で判断しています。ナレーションがAIかどうかという行は見当たらず、代わりに「独自性があり、十分に調査された、あるいは創造性のあるストーリーを伝えるための補助」という許可側の表現があります。YouTube Shortsの自動化で何が線を越えるかの英語記事も同じ読み方で整理しています。